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    平成最後もいつもと変わらず着物のリメイク作業です

    この10連休は、寒暖ないまぜの天候らしいので
    一寸肌寒いときの袖無し上っ張りを夏用お召の単衣着物から作ってみました。

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    ☆作り方は、いつものように超簡単。
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    赤線で切って、裾をまつるだけ。
    のつもりでしたが、細身の着物だったので袖も外して、脇縫いを目いっぱい幅出ししました。
    これからの季節を考えて袖なし上っ張りでしばらく着てみることにします。

    シャリ感のあるお召生地なので、袖なしにすると、
    肩先が裃のようにツンと突っ張ってしまうので、タックにボタンをつけてなで肩に。
    これなら洋服の上でも羽織れます。
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    袖は、上っ張りに袖を付けたくなった時のために取っていますが、
    単衣の袖なし上着なら、素材が絹のお召(縮緬)で洗って縮んでも大丈夫そうです。

    ☆さて、赤線から下は何にしよう?

    前身頃2枚、後身頃2枚、衽2枚に共布のいしき当てを取りあえずバラし、
    前後身頃2枚を幅いっぱいに縫いなおした上に衽をヨークにして接ぐと、
    巻頭衣のようなブラウスが出来ました。
    ブラウス

    裾と衽の衿下部分をまつったところは、そのまま生かしましたが、
    肩明きのところには、いしき当てを生かして三角にマチを入れて衿のラインをなだらかに。
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    シャリシャリの涼しげなフレンチスリーブのブラウスになりました。

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    令和も「昭和な生活」が続きます。

    絞りの羽織を使って欲しかった小物を手作りしました。

    古い絞りの羽織を持っています。
    古着市で、コントラストの強い縞模様が気に入って買ったのですが、
    裄が1尺6寸5分(62㎝)しかなくて縫い込みもほとんどなく羽織としては使えないので仕舞ったままになっていました。
    haori
    ※ずいぶんくたびれています

    以前、絞りの絵羽柄になっている羽織は、袖なし羽織にして今頃の花寒の季節に来ているので
    「袖なし二つはいらないなぁ」と思案した結果、思い切って解いてしまって活用することにしました。
    先ずは、解いて洗って軽くアイロンかけて干します。
    絞りなのにアイロンとは乱暴ですが、さっぱりしました。(自己責任でね-☆)
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    ☆No1 着物一式と草履を入れられるバッグ
    羽織の後身頃を背縫いもそのままで使用した、サイズ、縦45㎝、横50㎝、マチ15㎝の大きなバッグです。
    着物や帯、長襦袢、小物などを畳んで風呂敷にくるむとすっぽり入り、その上に草履もOKです。
    bag1

    <作り方>
    後身頃とマチ(持ち手布用)を使用します。
    丈夫にするために裏打ちのゴ-ス(薄い絹)を外して接着芯を貼りました。
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    裏地は、絹の羽裏は使用せず、丈夫でかわいいウッドペッカー柄の化繊プリント生地です。
    (リバーシブルでも使えます。)
     1)羽織を肩で裁って、後身頃二幅を半分に折り脇をまっすぐ縫います。
     2)底の角を15㎝のマチになるよう三角に縫って内側に倒します。
     3)裏地も1)と同寸法に裁って脇を縫い、2)と同様にマチも縫います。
     4)表地と裏地を外表に重ね、底に50×15cmの厚紙(若しくは段ボール)を挟んで数か所綴じます。
     5)上部を表裏合わせて持ち手巾に襞を取り、持ち手布に縫い付けます。
     6)持ち手布を取っ手に通して、半返し縫いでしっかり綴じ付けます。
     
    ☆No2 U字型のクッションのカバー
    妹からもらった”リラックマ”のU型クッションに、幅が狭い羽織の前身頃を縫い付けただけです。
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    <作り方>
    裏打ち布をつけたまま左右の前身頃を表裏にとしただけ、カーブだけギャザーを寄せて縫い綴じました。
    cover


    ☆No3 A3の書類が入る手提げ袋
    佐賀錦の原図を作成するときに使用する”A3”の原稿は、自宅ではコピーできないのでコンビニまで持っていくのですが、
    A3が入る袋がなくて困っていたので手作りすることにしました。
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    <作り方>
    片袖を使います。
    袖を解いて両側を縫い紐をつけただけですが、裏打ち布をつけたままでは幅が足りないので、
    裏打ちのゴ-ス(薄い絹)を外してアイロンで絞りを伸ばし32cmから35cmまで幅出しをして、接着芯を貼りました。
    紐は、袖口布を利用しました。

    ☆No4 マフラー
    着物のときも首が寒いので家でも毛糸のネックウォーマーを巻いていたのですが、
    イメージは、タバコ屋のおばあちゃん!!
    外に出かける時は、ショールにしていたのですが、買い物などはしっかり首に巻けるマフラーの方が断然便利です。
    そこで、柔らかい絞りの生地を活用してマフラーを作ることにしました。

    <作り方>
    衿を使います。
    こちらも裏打ち布(ゴース)は外して、反物巾半分の幅でぐるりと縫っただけです。
    通常衿は、反物の幅のまま折り畳んで作ってあるのですが、この羽織は半分紺無地の綸子を使っていたので昼夜のマフラーになりました。(ラッキー!)
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    ※運針のお稽古になります。

    ※前後の身頃、衿、袖、マチをほとんど裁断することなく縫い合わせて、4品作ることが出来ました。
    あと片袖残っていますが、これは補修用にとっておくことにします。
    生地の性質や寸法などを生かしてあれこれ考えて、身近なものに生まれ変わるささやかな楽しみです。

    男性の羽織をリメイクと呼べないくらい簡単な方法でコートに直してみました。

    かつて、男性の着物といえば「大島のアンサンブル」が定番でした。
    父も持っていましたし、主人にも生活が落ち着いてきたころ、亀甲模様のアンサンブルを作りました。

    私(女性)と違い、一揃いあればいくつもいらないはずなのに・・・・・・・

    10年ほど前、仕付けもついているのに、超格安な値段に舞い上がって大島のアンサンブルを衝動買いしてしまいました。
    丈も身幅も丁度良かったのですが、裄が足りません。

    裄が1尺8寸(68cm)は、私にはちょうどよいのですが、主人も父も1尺9寸(72cm)ないとツンツルテンです。
    裄を直して伸ばそうにも縫い込みは5分ほどしかありませんでした。
    (だから安かったのね~。今なら絶対に買いません。)

    解いて、孫の着物に仕立て直すしかないなぁとしまい込んでいたのですが、
    先日、衣替えの準備でタンスを整理していたらひょっこり出てきて

    「あれ~、なかなか渋くていいじゃない。私が着るなら1尺8寸でいいのよねぇ」

    「コートなら、身八つ口が閉じてる方が暖かいし、もうちょっと可愛くならないかなぁ」


    ということで、秋の夜長、台風の通り過ぎるのを待ちながらリメイクしてみました。
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    ※やはりガッチリした印象

    表裏をひっくりして、袖の角を割り箸で挟んでゴムで留めます。(これは、あとで失敗とわかりました。)
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    表に返して、衿は折り返さずにブローチで留めました。
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    男物の羽織は、衿を折り返さずに着る方法もあるらしいので、衿裏に千鳥くけがありません。

    お袖の角が無くなっただけで女物っぽくなったかな?
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    チクチク針を持つことなく、5分ほどで出来上がりました。
    もちろん、割り箸を外せばもとの羽織としてもそのまま利用できます。
    衿のブローチ穴も羽織のときは衿裏に隠れてしまいます。

    「10月は大島が似合う」と勝手に思い込んでいるので、さっそくお出かけのとき着てみます。

    ※割り箸挟んで出掛けてみたところ、電車内で人に袖が触れると固い割り箸に当たるので、これは失敗でした。
    袖の丸みを直してコートにするか、振りを直して女羽織にするか思案中です。



     

    夏用の補正 パート2

    最近は、6月以前でも気温が高い日には単衣を着る人も増えてきて、衣替えについて厳密に言われることもなくなってきました。
    私もゴールデンウィーク明けぐらいから汗ばむ陽気の日には単衣を着てしまいます。
    しっかり6月1日の衣替えを守っているのは、半衿だけ!
    塩瀬から絽の半衿に換えることで暦が表す季節を辛うじて守っていると自分を納得させています。
    絽の半衿は、夏も涼しく過ごせる「爽竹の長襦袢」につけて、半衿ごとジャブジャブ洗えるので手入れもラクチンです。

    これで本人は快適な着物生活でご満悦のはずだったのですが。。。。。

    おデブさんは薄い着物だと体型があらわになってしまうので、「夏こそ補正」が大事なんです。
    以前も、「夏に涼しい補正帯」として3年ほど前にご紹介したのですが、くたびれてきたので改良版を作ってみました。
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    といっても作り方はとっても簡単。薄くて長め(100cm~)のタオルにガーゼ(200cm~)を縫い合わせるだけ。
    ともに百均で調達しましたので、材料費は200円(+消費税)。
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    私は、胸もお腹も押さえるのが主目的なので、このままぐるぐる巻きでガーゼの先をちょいと挟み込むだけでいいのですが、
    ウエストの補正が必要な方は、2つに折ったタオルの中に麻のボディタオルとか挟むと涼しそうです。

    以前のバージョンよりずいぶん長~い帯なので、洗うときはネットに入れないと洗濯物をぐるぐる巻きにしちゃいそう。

    お太鼓柄の袋帯を中接ぎ加工しました

    かなり太めのわたしにとって、お太鼓柄の名古屋帯や袋帯を結ぶのには毎回苦労しています。
    以前は、全通柄や1丈(380㎝)くらいはある昔の丸帯を使って二重ではないお太鼓に結んでいましたが、お太鼓柄にはお洒落なものも多く、何とか着付けを工夫して、前柄を脇にずらして締めたりしています。

    その洒落袋帯は、全体の長さも1丈1尺2寸(430cm)あるので大丈夫だろうと買った帯でしたが、帯の前巾部分だけ50㎝ほど金箔の地模様になっていて、私が締めると境目が正面に来てしまうので購入してから一度も締められずにいました。

    「ダイエットして締めるぞとの決意もむなしく、ウエストは膨張し続けるばかり。
    螺鈿箔のエキゾチック袋帯で珍しく、とても気に入っていたので思い切って帯の途中に接ぎを入れて自分サイズに直すことにしました。

    帯を途中で切るのは嫌いなのですが。。。。
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    問題は、「帯の前半分の金縫箔の位置がずれること」と「二重太鼓にはちょっと寸法が足りないこと。」
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    お太鼓と前帯の柄の間に布を足す場合は、3寸ぐらいしか増やせないので、上記の図のように手先の体に隠れる部分で7寸増やすことにしました。
    帯地だけ切り帯芯は手先に足すことにして、接ぐ場所をずらします。
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    帯芯は、ゴロゴロしないように突き合わせにして「千鳥ぐけ」で縫い合わせ、接ぎ目を薄い接着テープで押さえます。
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    接ぎの帯地は、手持ちの黒繻子帯地の余り布を使いました。
    表と裏それぞれを細かい針目で縫い合わせて、縫い代はアイロンで割り押さえます。
    表の端の縫い代を帯芯に綴じ、裏の帯地を綴じつけてと合わせてくけると出来上がりです。
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    今回足し布した箇所は、黒地とラメ地の境目でうまく接ぐことが出来ました。
    六通袋帯の場合も柄地と無地の境目で接ぐと目立ちませんし、万が一痩せて元の寸法に戻した場合も跡がわからないのがお薦めです。
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    幾何学模様の臈纈染小紋と合わせて、個性的な感じになりました。
    DSC_0855.jpg
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    Author:柾女
    自己流のお裁縫でチクチク手縫いを日々楽しみ、”着物ライフ”をつつましく充実させたいと願っています。

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