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    手ぶらでお出かけの友「袂落とし」を作ってみました。

    かつて、洋服で通勤していた時は、バッグよりショルダーやリュックを愛用していたので、
    着物でも両手が開いたほうが便利なのに~と思っていました。

    そこで、普段買い物へ出かける時には、ポシェットで出掛ける方が便利と
    酒屋の前掛けで作ったポシェットを手に入れて、さっそうと出掛けたまでは良かったのですが・・・・・・
    ポシェット

    この前掛けポシェット、木綿のゴツゴツした帆布で出来ていて
    なんと、大のお気に入りの「うわっぱり」の上で、行ったり来たりしているうちに、
    大きな穴が出来てしまいました。
    上着スレ
    スレ拡大

    絹vs木綿
    では、絹が負けると判っていたのにやっちまったー
    orz がっかりです。

    それじゃあ
    絹物の着物や羽織、上っ張りの上に掛けて歩くポシェットじゃなく、
    「袂落とし」なら材質を選んで作れば大丈夫かもと、いきなり江戸時代へワープ!!

    袂落としに入れたいものとしては、現代的にスマホ、パスモ、財布、化粧道具、飴、懐紙
    などを考えたのですが、「スマホケース」は是非作りたいところ。
    普段羽織として袖や衿が擦り切れるまで活躍し寿命を全うした「縫い取お召」を表地に、
    裏はスレに強い木綿地を使い、実際のスマホに合わせて採寸して制作しました。
    スマホケース

    スマホは、170gと意外に重く、もう一方との重さのバランスも良くないと袖の中で動きます。
    そこで、反対側はお財布が入る「巾着袋」をお揃いの布で作りました。
    袋

    繋ぐ紐は、ナイロン製だと胴裏や長襦袢が擦れて穴が開きそうなので素材が大事だと思いますが
    とりあえずすべりが良く摩擦が少なそうな手持ちのサテンリボン(ポリエステル)を使いました。
    (正絹の江戸打ちの組みひもに変更予定)
    袂落とし

    この「袂落とし」
    男性は袖の振りが閉じているので、長襦袢の下に着用するようですが、
    女性は袂が開いているので、長襦袢の上からセットして、袖の振りから長襦袢の中に納めるようです。

    紐が短いと袖の中でブラブラするし重さが首に響く、長いと袖底を引っ張って型崩れし恰好が良くない!
    丁度良いのは袖底につかず離れずのジャストな長さ!!
    袖の長さによって紐を調整出来る仕組みが必要です。
    そこで一本の紐を輪にして両端を重ねて結び、両端を引いて長さを調節するようにしました。
    袂落とし
    ※スマホケースは、ケースに入れたまま電話やメールが出来るようにと考えたので「かぶせ」が狭く、
    落ちてしまう可能性が高いので、ストッパーをつけるとか何らかの改善が必要です。


    実際に着用してみての問題点や感想は次回に続きます。

    七歳のお祝い着には、佐賀錦の筥迫を作りました。

    七五三の記事も今回が最後。
    七歳の孫娘は、3月の卒園式で着た着物と同じで、紅型模様に一目ぼれして30年前に誂えたものです。
    娘から孫へと何度も着てもらえて、ばあばだけでなく着物も喜んでくれているにちがいありません。

    七歳の孫(長女)に揃えたものは、
      
     1 着物
    袴用に短くした腰上げを伸ばしただけで、肩揚げはそのままで大丈夫でした。
    kimono1
    ※巾着袋は、以前、大人羽織を着物にリメイクした時の残り布で作りました。

     2 帯
    30年前の娘の帯は白地でシミも目立つので、手持ちの名古屋帯で胡蝶結びに。
    大人の袋帯では重たくなりますが、名古屋帯でも蜀江錦(紹巴織?)のフォーマル感がある柄で締めやすかったです。
    kimono2
    ※移動中の車のシートに潰されて、折角の帯がぺったんこ!(~_~;)
     
     3 長襦袢
    実は、ばあばの七つ祝いのお下がりです。
    袖丈が合わないので、袖無双のお袖を解いて単衣の袖に伸ばして着物に直接縫い付けています。
    振袖は袂から襦袢の袖がしっかり覗くので、表を内側につけました。
    kimono3

    袖なしになった長襦袢の胴に無双袖の余りをちょこっとつけています。
    jyuban


     4 筥迫
    柄(笹に梅)から作図して織った佐賀錦を大人筥迫の八割サイズで作りました。
    胴締めと本体の梅模様を合わせるだけではなく、地模様の薄桃色のぼかしも合わせて納得の出来栄えです。
     はこせこ


     5 その他の小物として、
    帯揚げ、帯締め、帯板、帯枕、髪飾り、シゴキ、足袋、草履、伊達締め、巾着バッグ
     
    ※帯を結ぶと大人の着付けと同様の小物が必要になりますね。(みんな小さくてかわいい。)

    小物

    3回に分けて、七五三の準備の様子をお伝えしましたが、
    お宮参りの掛け着も男女揃っていますのでレンタルショップがひらけそうです。
    次の出番がおとずれるまで、キチンと手入れを怠らずに大切にしまっておきましょう。
    ひ孫も着てくれるかなぁ。。。。。。


    五歳のお祝い着には羽織を新調しました。

    今年は3人揃っての七五三と前の記事でお伝えしましたが、
    お兄ちゃんは、お宮参りの掛け着を五歳の羽織に直し、
    次男坊が生まれたときはそれをお宮参り用の掛け着にまた戻してのお下がり。
    この掛け着をまた羽織に????
    そいつはちょっと、いつもお下がりばかりの次男坊が可哀そう。
    なので、今回は、五歳の羽織は新調することにしました。
    折角新しく作るのだから、佐賀錦で背中の柄を織ったオリジナルにしようと思い立って、
    図案起こしから半年あまりかけて仕上げました。
    五歳羽織
    うしろ


    龍の柄は、「ドラゴンボールのシェンロン(神龍)」をイメージして作ったところ本人も大喜び!!
    当初は、3か月ほどで織り終えて、日本刺繍師の方に黒地反物に縫い綴じてもらい
    和裁士さんに仕立てて貰う予定で羽二重の反物も用意していたのですが、
    織りに時間が掛かりすぎて、プロにお願いする時間が足りず、
    既製品の黒紋付着物と羽織のセットを購入して、自分で仕上げました。
    背縫いで分けて左右を別々に織り貼りつなげるのはとても大変で、
    日本刺繍の駒取りの手法を真似て慎重に綴じつけました。
    ※あまりに時間が切羽詰まっていて制作途中の写真は忘れてしまいました。

    五歳の次男に揃えたものは、
      
     1 紋付の着物

     2 羽織(今回制作)
    羽織
     
     3 長襦袢

    ※1,2,3は、既製品の五歳祝い着セットを購入しました。
     
     4 袴 

    ※ 袴も手持ちのお召反物で作るはずが間に合わず、兄のお下がりです。
     
     5 その他の小物として、懐剣とお守り(佐賀錦)、角帯、足袋、草履、紐

    五歳道具
    ※懐剣とお守りは、兄の5歳お祝いのときに佐賀錦で作ったものです。


    次は、「七歳のお祝い着」編を書きたいと思います。






    三歳のお祝い着

    2018年もあと少し。早めの夕飯を食べると旦那様は「行く年くる年」に起こしてと言って自室に引き上げてしまいました。
    紅白も知らない歌い手さんばかりでテレビをつける気にもならず、ゆっくりお風呂に入ってのんびりとした大晦日です。

    11月の七五三お祝いの記事の残りがあったっけと思い出し、「三歳のお祝い着」編を書いてみることにしました。
    014b.jpg


    前回の記事で、今年は七歳、五歳、三歳の姉弟妹揃ってのお祝いと書きましたが、
    三歳の二女に揃えたものは、
     
     1 着物(叔母のお下がり)

     2 被布(姉が三歳の時に縫ったもの)

     ※この被布の制作過程については、以前のブログ「七五三のお被布を作ってみました」&「続(花結びと房飾り編)」でご紹介しました。
     
     3 長襦袢

     ※姉が三歳の時に、大人の長襦袢をリメイクして作ったのですが、大きくなっても着られるように、ほとんどハサミを入れずに揚げをたっぷりとっていました。
    1412-F1000613.jpg
     今回、七五三とフルバージョンを揃えたので、このまま次の三歳のお祝いセットとして仕舞っておこうと思い、着丈を丁度良い長さにちょん切ってしまいました。
     
     4 その他の小物として、兵児帯代わりの帯揚げ、バッグ、足袋、草履、髪飾り、紐

    s-DSC_1388.jpg

     着物もお被布もお下がりばっかりで一寸可哀そうでしたので、バッグを新調しました。
    s-DSC_1415.jpg

     表地は市松菱模様の綾織り佐賀錦、裏はクリーム色の無地塩瀬を使って巾着袋を作りました。

    030b.jpg

     みかん色のコロリとした巾着型バッグを二女は大そう喜んでくれたので、ホッとしました。

    次回は、「五歳のお祝い着」編を書きたいと思います。


    今年は七五三フルバーションでした。

    最近では子だくさんも珍しいのに、孫4人兄弟の内3人が平成23年、25年、28年生まれの姉弟妹で、今年揃って七五三という年廻りが見事に一致。
    いつもお世話になっている調布の布多天神にお参りに行きました。
    お天気にも恵まれて、総勢10名(七五三+兄、両親、祖父母4人)の大所帯でしたが、皆が健康でこの日を迎えることができた事に感謝の気持ちで胸が熱くなりました。

    この日の衣装は、7歳と3歳の孫娘が娘二人のお下がりで、5歳の男の子はドラゴンボールが大好きなので神龍の羽織を新調しました。
    20181130152707eac.jpg


    最近は、七五三の衣装もレンタルが主流となっていますが、それぞれの着物や小物をひとつずつ準備していくのはとても楽しい時間でした。

    次回は、準備の様子を具体的に書いてみたいと思います。

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    プロフィール

    柾女

    Author:柾女
    自己流のお裁縫でチクチク手縫いを日々楽しみ、”着物ライフ”をつつましく充実させたいと願っています。

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