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    丹前2枚からこたつカバーに

    またまた、里帰りの続きの話。

    実家の押入れの奥に入っていた半世紀前の父の丹前。
    大事に2枚とってありました。

    2~3歳の小さかった頃、胡坐をかいて座った父の懐に、すっぽりと収まって座っていたことを思い出しました。

    丹前の懐はとても暖かく、私の指定席でした。

    この懐かしい丹前をリフォームできないかな?

    しばらく考えて、”こたつカバー”を作ることにしました。
    着物2枚を解いて反物に戻し、幅のある”身頃”と”袖”を使ってチクチク縫っていきました。
    裏は、木綿の薄いこたつカバー合わせて、パッチワークのように境目を押さえてチクチク。

    3日ほどの夜なべ仕事で190cm×190cmのこたつカバーが出来上がりました。

    F1000032.jpg

    嵩張る綿の入ったこたつ布団より、薄くて暖かいこのカバー。
    今年の冬に活躍してくれることを願っています。

    予告した「5分で出来る簡単半えりの付け方」は、現在、再現練習中です。

    大島紬の携帯用お針セット


    里帰りの続きの話。
    実家の母は編み物が大好きで、私は、おすわりが出来たころから糸繰りのお手伝いをしていたとのこと。
    その編み物を習う間もなく、学校を出ると上京し、そのまま家庭を持ってしまいましたので、母の趣味のその後を詳しくは知らなかったのですが、編み物の他に「組み紐」や「袋物」にもチャレンジし習得していたことを今回初めて知りました。


    10日間ものんびりと滞在したこともあって、前から興味のあった「組紐」の基礎を教えてもらいました。
    下の写真の右側が1本目(丸四つ組)、左側が2本目(唐八つ組)です。(後で見たら恥ずかしんだろうなぁ。)


    丸い木の玉に糸束を巻いて順番に組み替えて置いていくのは、単純作業の繰り返しですがリズムに乗ってくると楽しくてあっという間に「帯締め」が出来上がってきます。次の日は、調子に乗って三色で八本組に挑戦しました。
    F38.jpg

    「使ってもらえるなら嬉しいから、持って帰っていいよ。」と丸台と角台を気前よく譲ってくれました。


    「袋物」の方は、出来上がったハンドバックの他、「素材セット」もたくさんしまい込んでいました。
    いつか教室を開くことがあったらと思って買っておいたようです。
    F39.jpg
    f40.jpg

    「よかったら、これも持って帰っていいよ。」「ほんと!ありがと。」と、全部貰って我が家へお嫁入りです。
    とても「昭和」なイメージのデザインなので、「ほばーりんぐとと」さんの素敵な羽裏などを使って作ることが出来ると素敵だろうなぁ。」と夢がふくらみます。


    「あれれ、これは?」
    出来上がりの袋物の中に、大島紬の携帯ケースを見つけて、目が釘付けに。。。。
    F1000028.jpg

    「かあさん、これはなに?」
    「ああ、昔、義母さんから端切れを貰ったので、父さんのタバコケースを作ったんだけど、その頃タバコを止めちゃったんで、使い道がなくなったのよ。」とのこと。

    「これ、携帯用裁縫ケースにぴったり。材料持ってきてるからセットしたら使えるよ。」
    と、持参のイチゴ柄裁縫ケースから合いそうなものを見繕って、針山をケースに合わせて作ると、コンパクトで素敵な裁縫ケースが出来上がりました。
    F1000027.jpg


    「組み紐」と「袋物」を貰ったお礼に母にプレゼントすると、大変喜んでくれて
    「これは、義母さんが織った大島紬の端切れで大事に大事にしてたもの。裁縫ケースになって嬉しい!」と何度もフタを開けたり閉めたりしています。

    父も寄ってきて
    「この大島の柄は、昔懐かしい柄だなぁ。」と子どもの頃を思い出した様子です。
    父の母は、大島紬を織りながら八人の子どもを育てた明治生まれの背筋のシャンとした女性でした。
    孫には優しかった祖母のことを30年ぶりに思い出し、祖母と母の手仕事のDNAが私にも伝わっていますようにと、神棚にお願いしました。
    F1000029.jpg

    画像が少しピンボケですが、一元(ひともと)の西郷柄ではないかと思うのですが、勉強不足でよくわかりません。
    「おばあちゃん、ごめんね。」

    熊本城を朝お散歩しました

    8月に入って10日ほど、熊本に里帰りをしていました。
    折角ブログを始めたのだから、帰省中も更新しようとトライしたのですが、携帯からの投稿がうまくいかず、昨日、我が家に戻ってようやく更新することが出来ました。

    ↓は、8月5日(日)の分です。

    実家への里帰りは10年ぶり位だったのですが、九州新幹線も停まるようになった熊本は、ゆるキャラ日本一の「くまもん」効果もあって、観光都市に変身していました。
    お堀端のホテルに泊まった翌朝、「本丸御殿」が再現された熊本城を散歩してみました。

    学生時代、城内に学校があったせいで、中間試験や学期末試験が終わった午後は、友人とお城の木陰で何時間もおしゃべりを楽しんだなじみの場所です。
    須戸口門から入り、砂利道をザクザクと踏みしめながら進んでいくと、美しいラインの石垣が次々と現れ、お城へと誘ってくれます。

    本丸御殿などの再建で2008年度の入場者数は、全国第1位となったそうですが、「熊本城」は、やっぱり勇壮な石垣が一番だと思います。
    F8.jpg
    F9.jpg

    階段の石組みも築城当時(400年前)のままだそうです。
    F10.jpg

    ジグザクと石垣迷路の角を何度か曲がると、天守閣が見えてきました。
    F11.jpg
    手前に見えているのが、平成20年に復元された本丸御殿です。

    F12.jpg

    本丸御殿への入り口は「闇り通路」という地下通路を通っていきます。
    本当は通路の中から右手に見える階段で上ったようなのですが、消防法の関係で階段入り口は完全に再現できなかったとかで、上に繋がっていませんでした。

    F13.jpg

    本丸御殿の大広間の様子は、「熊本城のホームページ」に詳しく紹介されていますので割愛しますが、
    本丸御殿の展示場で珍しい物を見つけました。

    F18.jpg

    明治10年の「西南の役」の折、政府軍の熊本鎮台として使われた際の軍服用のボタンのストックです。
    明治維新からたった10年で、4つ穴の精巧なボタンを作った職人さんの心意気が見える気がしました。
    (熊本城をぐるぐる徒歩徒歩3500歩)


    プロフィール

    柾女

    Author:柾女
    自己流のお裁縫でチクチク手縫いを日々楽しみ、”着物ライフ”をつつましく充実させたいと願っています。

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