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    「富田清邦地唄筝曲演奏会」


    毎年、秋深まるこの時期にひらかれていて、心待ちにしている演奏会です。

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    第26回 富田清邦 地歌箏曲演奏会
    ■出演
    富田清邦(三絃・箏)、[特別出演]米川文子(箏)、[賛助出演]二宮貴久輔(箏)、田中康盟(尺八)
    ■曲目
    古今組「春の曲」(二世吉澤検校作曲)、繁太夫物「髪梳き」(作者不詳)、京風手事物「御山獅子」(菊岡検校作曲)


    ロックで育った世代の私にとって、邦楽は”恐竜のはく製”のようなイメージだったのですが、
    数年前のこの演奏会で、三絃と箏と歌によるイキイキとしたセッションに胸がキュ~ンと締めつけられるように痺れてしまい、虜になってしまいました。

    今年も、三絃と箏、尺八と、演奏されている方たちの至福の時間がホールを包みます。
    見えないものに深く感動した時に「こころの琴線に触れる」と表現しますが、こころがふるえるのは”琴線”と納得!!

    しかし、二番目の演目「髪梳き」は、まったく趣が異なっていました。
    三味線をつま弾くような軽い撥さばきで、語られる詞章は「心中天の網島」の番外編という位置づけとのこと。
    お話は、妻子ある紙屋治兵衛と遊女小春の心中を止めさせようと、女髪結いの「お綱」が小春の髪を結いながら意見をするという内容なのですが、もとは遊女のお綱の言葉がどうにもたまらない切なさで、「どうぞ心を取り直し・・・」と意見する言葉にその切なさが極まり、思わずもらい涙です。

    義太夫節より淡々とした語りと控えめな三絃が誘う世界は、今回はじめて味わったものでした。

    お座敷で聴きたかったなぁ。
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    自己流のお裁縫でチクチク手縫いを日々楽しみ、”着物ライフ”をつつましく充実させたいと願っています。

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