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    お太鼓柄の袋帯を中接ぎ加工しました

    かなり太めのわたしにとって、お太鼓柄の名古屋帯や袋帯を結ぶのには毎回苦労しています。
    以前は、全通柄や1丈(380㎝)くらいはある昔の丸帯を使って二重ではないお太鼓に結んでいましたが、お太鼓柄にはお洒落なものも多く、何とか着付けを工夫して、前柄を脇にずらして締めたりしています。

    その洒落袋帯は、全体の長さも1丈1尺2寸(430cm)あるので大丈夫だろうと買った帯でしたが、帯の前巾部分だけ50㎝ほど金箔の地模様になっていて、私が締めると境目が正面に来てしまうので購入してから一度も締められずにいました。

    「ダイエットして締めるぞとの決意もむなしく、ウエストは膨張し続けるばかり。
    螺鈿箔のエキゾチック袋帯で珍しく、とても気に入っていたので思い切って帯の途中に接ぎを入れて自分サイズに直すことにしました。

    帯を途中で切るのは嫌いなのですが。。。。
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    問題は、「帯の前半分の金縫箔の位置がずれること」と「二重太鼓にはちょっと寸法が足りないこと。」
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    お太鼓と前帯の柄の間に布を足す場合は、3寸ぐらいしか増やせないので、上記の図のように手先の体に隠れる部分で7寸増やすことにしました。
    帯地だけ切り帯芯は手先に足すことにして、接ぐ場所をずらします。
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    帯芯は、ゴロゴロしないように突き合わせにして「千鳥ぐけ」で縫い合わせ、接ぎ目を薄い接着テープで押さえます。
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    接ぎの帯地は、手持ちの黒繻子帯地の余り布を使いました。
    表と裏それぞれを細かい針目で縫い合わせて、縫い代はアイロンで割り押さえます。
    表の端の縫い代を帯芯に綴じ、裏の帯地を綴じつけてと合わせてくけると出来上がりです。
    DSC_0848.jpg

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    今回足し布した箇所は、黒地とラメ地の境目でうまく接ぐことが出来ました。
    六通袋帯の場合も柄地と無地の境目で接ぐと目立ちませんし、万が一痩せて元の寸法に戻した場合も跡がわからないのがお薦めです。
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    幾何学模様の臈纈染小紋と合わせて、個性的な感じになりました。
    DSC_0855.jpg

    孫の卒園式は袴姿。(試行錯誤の準備編2)

    手持ちの着物で袴を着付ける場合は、最近はやりのレンタルに多いショートタイプではないので、

    A.あらかじめ短い丈(ひざ下位)に腰上げを縫い綴じておく。
    B.腰上げは縫わず、紐やコーリンベルトでおはしょりをたっぷり取って着付ける。

    のどちらかだと思うのですが、動画サイトでは、腰上げを縫わないのタイプばかりです。
    そこで、孫にも腰紐やコーリン、伊達締めを使っておはしょりを上げて着付けてみたのですが、おなか周りがゴロゴロするし、紐をしっかり締めないと比翼付きの着物は重たく下がってきてしまいました。
    がまん強く着付けに付き合ってくれていた孫ですがちょっとキツイ!と小声で伝えてきました。
    当日は、2時間ほどの卒園式の間、立ったり座ったり動き回りますし、式典の間に気分悪くなったら本末転倒です。

    そこで、
    あらかじめ短い丈に腰上げを縫っておくの方法に決めました。

    腰上げの位置は、着物で着る場合より上(付紐より上)でつまみ、
    丈は、袴の邪魔にならないようにひざ下位のかなり短い丈になるように待ち針で留めてザクザク縫っていきます。
    ※上下の着物幅が大きくずれますので、衿山分をずらし、衽部分を畳んで幅を揃えます。

    おはしょり

    毎年お正月にも着られるようにと大きく仕立てた紅型の四つ身振袖でしたが、
    肩上げ、腰上げで袴下用のサイズになりました。ヽ(^o^)丿
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    腰上げ出来れば、着付けは簡単です。
    1.長襦袢の上に着物を重ね、付紐で腰上げ部分を押さえると、
    分厚い腰上げが補正代わりになって衿元もしっかり着崩れしないというメリットもあります。

    2.伊達締めで付紐の上を押さえて結び、半幅帯で肩巾より少し狭い「一文字」か「文庫」に結びます。

    3.袴は、前部分を後ろの文庫の羽根にたすき掛けして前脇で交差し後ろで結びにします。
    後部分は、文庫の上にしっかり乗せて前の交差した紐に片方だけくぐらせて蝶結びをして、
    長い方の紐で結び目をくぐらせ整えます。(前回の動画の4番目の方法を参照)

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    袴の上に赤い半幅帯がちょこっと覗いているのがかわいいのですが。。。もうちょっと出した方が良かったなぁ。

    ※いろんな背丈の子供がいるレンタルや美容院での着付けでは、腰上げを縫っておくことは一手間余計になりますし、着物で着る丈と違い短いので、すぐ外さなくてはならず、効率的ではないのでしょう。
    我が子や孫の場合は、それほど紐をきつく結ばなくても着崩れないAの方法をお薦めします。

    孫の卒園式は袴姿だという。(試行錯誤の準備編1)

    最近は、小学校や幼稚園の卒園式に袴姿が増えていると耳にしていましたが、
    今年、保育園を卒園する孫娘も、クラスでみな袴姿にしようということになったとのこと。

    ”卒園式 袴姿”で画像検索すると、セット販売やレンタルのモデルが百花繚乱のように並んでいて、
    着物もショート丈で、袴もフリルが何段もついたドレス風のものも多く、
    着付けもスカートを穿くように簡単に着られるようです。

    でも、毎年、お正月には着物を着ている孫娘には、七つ祝いの晴れ着に袴を着せたいと思い、
    「ばあばが着付けしてあげるよ」と気軽に引き受けてしまいました。

    大人の袴の着方はわかるのですが、6歳児が簡単に着付けられて着崩れしない袴の着付け方法を・・・
    と、これまたネットで探してみたところ、

    7歳のレンタルサイトの着付け動画



    帯結びなしの着付


    マジックテープで帯も袴も留めちゃう簡単着付


    小学校卒業式用の本格的な袴の着付


    大人とほぼ同じように着せる方法から、コーリングベルトやマジックテープなどで留めてしまうまで千差万別!
    どれが、着やすいのかは実際にやってみないとわからないことに気づき、だんだん心配になってきました。

    卒園式で袴を踏んで転んだり、気分が悪くなったりしては台無しになってしまいますので、
    昔ながらの四つ身着物と袴でも「6歳児でも着てラクチンな袴の着付け」をあれこれ試しながら準備したいと思います。

    本番まで、あと2週間!!

    準備過程を記録していきます。

    桐箱をつやつやに(砥の粉仕上げ)

    ずいぶん久しぶりのブログ更新です。
    以前より月末に一度のノンビリペースでしたが、着物生活の知恵ややりくりなどを忘れないように書き留めていました。
    その生活に変化はなかったのですが……
    パソコンのトラブルやスマホの買い替えなどでブログ制作環境がガラリと変わってしまい、つい後回しになってしまいました。
    「時間が出来たらじっくり落ち着いてやろう…」
    なんてやるわけないですね。
    それでも古い記事などに毎日アクセスしてくださっていて本当に感謝しています。

    今回は、小さな桐箱を磨いてつやつやにしたお話。

    7年ほど前から細々と佐賀錦を織っています。
    孫の七五三の懐剣袋やお雛様の衣装などを作って楽しんでいましたが、
    ぼかし模様の練習に6連作で織った花模様で桐の小さな裁縫箱を作ることにしました。

    ところが、丁度良い大きさの桐箱は、生地のままのメダルを入れるような外箱で
    ちゃっちい!
    のです。

    時代仕上げとまではいかなくても、もうちょっと綺麗にならないかと思案していたところ、
    桐下駄の”砥の粉仕上げ”の実演を見る機会があって、桐箱に応用してみることにしました。

    ◆ 用意するもの(とのこ、水溶く瓶、紙やすり)
    DSC0616.jpg

    ◆ 紙やすりで表面を整えます。
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    ◆砥の粉を水で溶いて刷毛で塗ります。(ムラにならないように薄く2度塗り)
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    ◆砥の粉が乾いたら、布で拭き落とします。
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    ◆砥の粉を拭き取ったら、角のない白い陶器(マグカップを利用しました)で桐の表面を磨いていきます。
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    ◆つやつやに仕上がりました。
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    ここからいよいよ佐賀錦を貼っていきます。

    ◆織地をホットメルト紙などで裏打ちして裁断し、上面に両面テープか糊で貼り付けます。
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    ◆周囲にビロードのテープを貼って断ち切り面を隠します。
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    ◆六個、なんとか仕上がりました。
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    孫娘が6歳になったお祝いに、裁縫箱をプレゼントしました

    最近は、私の針仕事を覗き込んできて、「ばあば、なに作ってるの?」と興味津々な様子です。
    習い事は六歳からと昔から言いますし(お裁縫は習い事かな?)、折り紙やビーズ細工もきっちり細かく作ってるのを見て、自分専用の可愛いお針箱を揃えてあげたら喜んでくれるかなと思いつきました。

    最初、市販の子ども用裁縫セットを探したのですが、オモチャの延長のようでちゃっちい(~_~;)
    良い道具も腕のうちと言いますので、ひとつずつ揃えることにしました。

    ☆揃えたお針箱
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    1.針箱
    ピンクでフリルの篭製です。小ぶり(20×15×10)で2段になっているのが使いやすそうです。

    2.針
    縫い針は、三の二の縫い針、刺繍針、毛糸針、針穴のないワンタッチ針の4本
    まち針は、4色(赤、青、黄色、白)を3本ずつの12本
    ↑それぞれの本数を書いた紙を針山のてっぺんに留めておきます。

    3.針山
    手作りしました。縫い針が潜ってしまわないように後ろに革を当てています。
    このグリーンのフェルトは、40年以上前に和裁を習い始めたときに手作りした針山の残りです。50歳になった孫が使ってもらえるように丁寧にかがりました。
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    ※40年前に作って、今も現役の針山


    4.鋏(はさみ)
    布切りハサミ(17㎝)は、針箱のサイズに合わせて、小さくてもよく切れるものを探しました。
    糸切りハサミ(9㎝)は、以前携帯用裁縫セットでも使っている100均の優れ物です。
    針山の裏に貼った革の残りでハサミケースも作りました。

    5.糸
    糸は、白黒は木綿で、あとは化繊糸です。
    小さな糸巻きカードに10色選んで巻きました。

    6.巻き尺
    ガチャピンにひかれて衝動買いしたストックです。

    7.指貫(ゆびぬき)
    クローバーの一番小さいサイズのものを入れました。
    孫にはちょっと大きいので、革で手作りした方が良いかも。

    8.折れ針入れ
    針が折れたとき慌てないための必需品です。
    お弁当用のしょうゆ入れを使いました。

    9.その他
    ゴム通し、安全ピン、裁縫クリップ(待ち針の代わりに布を挟む)、ボタン、針通しなど


    DSC_0510.jpg
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    10.クロスステッチのカード
    とがった針をいきなり使うのは難しいと思い、楽しくてやさしい手芸キットを探していたのですが、
    カードに毛糸針に刺繍糸を通してクロスステッチが作れるセットを京橋の越前屋で見つけて
    これなら安心と、刺しゅう糸と一緒に2段目に収めました。
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    ※針箱のポケットには、”おやくそく”カードも入れました。

     おやくそく<br />1.おおきいはさみは「ぬの」ちいさいはさみは「いと」だけにつかってください。<br />2.「はり」をつかうときは、はじめるときと、さいごに、なんぼんあるかかぞえてください。<br />3.この「おはりばこ」をつかうときは、ママかばあばといっしょにつかってください。

    ☆初めての針仕事

    誕生日に贈ったところ、”かわいい!”と想像以上に喜んでくれました。
    お約束カードもさっそく自分で読み上げて、ママもちょっと安心。
    すぐ使ってみたいとねだるのを、「今度のお休みに、ばあばの家に行ってやろうね」と約束してようやく納得してくれました。

    ところが、保育園の夏祭りのため浴衣の揚げを週末に縫うことになってしまったので、Wブッキング!

    そこで、彼女にはクロスステッチを教えて、傍らで揚げを縫おうと考えていたのですが、「わたしがぬう!」との積極的な申し出でに、肩揚げだけやらせてみることにしました。


    <肩揚げの手順>

    1.針に糸を通す
    最初は毛糸針でなんて言っていたのですが、いきなり、3の2の木綿針にピンクの木綿糸を通しました。お手本の私よりスッーと針穴に糸が吸い込まれていきビックリです。

    2.縫い始めの玉結び
    指先にくるくると2回ほど巻いて糸をたぐってしごく玉止めは大人でも慣れないとできないのですが、くるくる巻くところまでは小さい指で器用に回します。
    ただ、中指と親指の先を使ってしごくのは、爪先だけで糸を挟むコツが分からず、何度も何度も挑戦して最後は私の手も添えてなんとか玉結びらしきものも出来ました。

    玉結びの方法は→こちら

    3.肩揚げを縫う
    肩揚げの位置は、肩の前後2寸(8cm)ずつ安全ピンで留めておいたのですが、
    肩揚げ部分を小さな手のひらにくるんで、ひと針ずつ刺していきます。

    4.指貫をつかう。
    途中、私が運針で縫う様子と自分の縫い方が違うと気づいたのか、”いちに”と続けて縫う仕草をしたので、指貫を中指にはめて針のお尻を押す方法を教えて一緒に手を添えて運針にもチャレンジです。

    5.縫い終わりを玉止め
    縫い終わりの最後は、彼女が針に糸をくるくるくると3回巻いて、その根元は私が押さえ、針を彼女がスーッと引いておしまい。

    玉止めの方法は→こちら

    反対側も自分でやりたいと頑張って、30分ほどかけて肩揚げが出来上がりました。

    出来上がった肩揚げ(裏面)
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    ※2㎝ほどもある縫い目ですが、着てしまえば立派な肩揚げです!

    針を使っているので目を離せず、写真を撮れなかったのが残念です。
    ふたりとも緊張し集中した時間でした。

    夏祭りはあいにくの雨模様、それでも孫3人とも浴衣で走り回っていました。
    DSC_0532.jpg

    6歳の孫娘の浴衣は、以前、ブログでもご紹介したもので、季節終わりに肩揚げと腰揚げを解いて仕舞い、
    毎年、大きくなったサイズに合わせて肩と腰揚げを縫い直しています。
    弟は一つ身が小さくなって今年は四つ身を新調、妹は初めての浴衣です。
    2つとも既製品ですが、最初の揚げを解いてマイサイズに直しました。
    3人分で大変でしたが、来年からは心強い助っ人が活躍してくれそうです。

    秋に仕舞うまでは、この揚げのまま洗濯して何度か活躍します。
    DSC_0535.jpg


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    プロフィール

    柾女

    Author:柾女
    自己流のお裁縫でチクチク手縫いを日々楽しみ、”着物ライフ”をつつましく充実させたいと願っています。

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